これから勉強するのはエクセルじゃないよ

2022年12月17日

頭の中をぐるぐるしているので、ブログで吐き出します。久しぶりにブラックな内容です(笑)

60歳を過ぎた方がエクセルとワードを勉強したいので教えてくれる方いますか?

というご相談。

えっとですね。

60歳を過ぎたあなた、今から遡ること20年間、何をしていたんですか?

まぁ刑務所に入っていて、パソコンが完全に触れない状態だったら許します。

パソコンがないアフリカとかアマゾンにいたのだったら許します。

他だったら、どんなに仕事が忙しかったとか言い訳したとしても許しません。

エクセルが普及してから30年以上たっていますよ。

あなたは30年間何をしていたのですか?

30年時代遅れのことをしようとしているのですよ!  流行遅れにもほどがあります。

2010年にパソコン講習の講師で面接をしたときに受講希望者は「これからの時代はパソコンが使えないといけないと思うので」と当たり前のようなことを言いましたが、その人にも心の中で「10年以上前からパソコンの時代だったんですが、あなたは今まで何をしていたのですか?」と、どついたものです。

こんな小話があります。あなたはこの「木こりのジレンマ」だったのではないですか?

ある木こりが、がんばって木を切っている。

通りがかった旅人がその様子を眺めていたが、斧を振るう勢いのわりに、なかなか木が切れていない。

見ると木こりの使っている斧がこぼれしているようなので、旅人は言った。

「斧を研いだほうがいいのでは?」

すると、木こりは言った。

「わかっちゃいるんだけどね、木を切るのに忙しくて、それどころじゃないよ」

「木こりのジレンマ」という寓話|斧を研ぐ時間がなぜ重要なのか?


それでですね。次にいきます。

エクセルとかワードで何するんですか?

おそらく、今からパソコンを触る人は、そんなアプリケーションソフトを勉強したとしても、アウトプットする場所がほとんどありません。

エクセルで何を計算しますか? ワードできれいな文書つくって何するんですか?

例え学んである程度理解できたとしても、使う場所がもうないんです。

なぜならみんなスマホで完結する時代になってしまったから。

例えば、計算させるのは、会計ソフトとかアプリに仕事をさせればいいのです。

今までエクセルを使わなかった人生ならば、これからもあえて使うシーンはないかと思います。

きれいな文書をつくる必要もない。告知はSNSで文章を流し込めばいいのです。デザイン不要です。作りたければ、プロに丸投げでいいです。こんなサイトを使えば、格安で100倍良いデザインで制作してもらえます。


それでですね。次にいきます。

これから何を学ばなければいけないのか。

これはパソコン講習の時には口をすっぱく言い続けたのですが、「検索力」です。

あなたの悩みの99.9%は「インターネット検索」で解決する世の中になりました。

とにもかくにも、google検索しまくるのです。

自分は1日に30回くらい検索するでしょうか。とにかく「なんで?」「どうして?」「わからない?」「この価格は高い?」「最近なんかNFTって言葉を見るけどなに?」こんな感じでひたすら検索。
目的の結果が得られない時には、検索キーワードがよくない。そのスキルの磨き方を教えるのは、また時間がかかるので次に。

ちなみに石垣島で生活していく中での疑問はfacebookの「石垣島なんでも相談室」が便利です。
みんなが寄ってたかって教えてくれます。

facebookには、「パソコンなんでも相談室」 (たぶんこのネーミング、パクられたと思う。別にいいけど)のようなグループもありますので、そういった全国的なグループに相談して解決するのもありです。

検索の結果、アプリケーションソフトを使って、解決できるものもあります。その時には、それをインストールして使いこなせるようになればオッケーです。

そのほうが、残された人生、はるかに有意義にインターネットの恩恵を受けて豊かに生きることができます。

買い物してレジで財布から小銭を探すような人生は終わりにしましょう。スマホで会計できる時代です(石垣島はもう何年か先ですが)。zoomもやってみましょう。

なんだかんだいっても「人生あと10年は生きるかな」と思う人は、今からでも遅くなりません。スマホの使い方を覚えて、使いこなして残りの人生を楽しんでください。この小さな画面の中に世界は無限に広がっています。今日が残りの人生の「一番若い日」ですから。

ちなみに10年後には、メタバースの時代になっています。予言します。
「メタバースってなに?」っていう人は、今です。検索する時です。

今からメタバースについて学んでいれば(私は学び方がわかりませんが)、誰よりも有利に10年後、生きていることができるでしょう。


それでですね。次にいきます。

あなたはアプリを何個くらいインストールしていますか?

自分は計算したら120個以上ありました。たくさん入れれば偉いわけではないのですが、生活をしている中で、利便性は増します。たいていのものはこれで解決します。私がインストールしたものは全部無料です。便利な世の中になりました。

とにかくアプリケーションソフトはいろいろなものを試して使いまくりましょう。

とくにgoogle関係のアプリは大事で、使っている時間は、スマホをいじる時間の半分くらいをしめていると思います。

ちなみに、私は、スマホの画面は1つにまとめて、フォルダを作って用途ごとに分けています。

よく使うものは、1タップでアプリを開けるようにしています。いくつも画面があってスクロールしてアプリを探すのは時間の無駄です。

ということでスマホの使い方は、話すと長くなるのでまた今度。

石垣島の年寄りを集めてスマホの使い方を叩き込みたいくらいだ。

あっ、自分も55歳で年寄りに片足突っ込んでいますんで。


それでですね。次にいきます。

とはいってもですね。私はまだまだパソコン派です。

文字入力もキーボードの方が早いし、表示面積も大きい。処理能力も早い。家にいるならば、メガネ外してスマホに顔を近づけてちまちま見る必要もありません。

エクセルは基本使わなくなりました。googleスプレッドシートを使います。

そんな難しい計算をさせる必要はなく、四則演算を一瞬でやってもらうくらいです。

ワードは仕事の取引先が使っているのでその文書に限り、仕方なく使っています。

ワードのかわりに、googleドキュメントというものはよく使います。

もし使うとしたら、googleドライブの中で、そのような仕事をさせるのがいいでしょう。
パソコンでもスマホでも同じ文書を修正することができるし、データをなくす心配がなくなります。

そのあたりはこちらの本にも書きました。99円なのでよかったらどうぞ。

ということで、最後に宣伝できたので終わりにしたいと思います。