スマホを持っていないのが悪いのです

今朝の八重山毎日新聞でツッコミどころが多い意見があったので突っ込んでみたい。

私の意見に反対意見のある方は、ご自身のブログなりSNSでどうぞ。

まずはこちらを読んでいただきたい。

2022/12/20 八重山毎日新聞

我が家では今スマホを必要としていません。月々の支払いもバカにならない、不便もないので今のところ要らないのです

まずですね。月々の支払いもバカにならないということですが、たしかに未だにドコモ、au、ソフトバンクと契約していると月に1万円くらいかかってしまいます。

しかし、今はMVNO、格安SIMの会社と契約すれば、2,000円~3,000円ですむのです。

一歩譲って、電話の機能は私も正直使いたくないです。電話がかかってくるのは本当に迷惑です。

まじでメッセージにしてほしい。e-mailでもいいです。

それで、電話機能がない、SIMカードを使った、スマホならば、めっちゃ便利です。

データ通信専用SIMがあるおすすめ格安SIM7選!最安500円台から

↑こんなサイトから選べばいいと思います。

ただし、いろいろなアカウントの認証でやはり電話番号のあるSMSという機能がどうしても必要になってくる。

そうすると、SMS機能付き、データ通信専用SIMが必要になる。

【データSIMでSMSは利用できる?】SMSが利用できるおすすめの格安SIM8選!

本当ならば、自分はこれにしたいくらい。ただし、たまに仕事で電話中心の会社(テレビ関係 (笑))からかかってきてしまうから、外すことはできない。


「不便もない」と書いておきながら、「あーあ、と思うし、残念ですが、仕方ない」と不便を味わっているじゃないですか。別に「スマホもっていないんです」って言う必要もありませんよ。「ありません」「不要です」と言えばいいのです。

「税の公平に反するのではないですか?」ということですが、石垣市もなるべく多くの人にマイナンバーカードを登録してもらい、その人たちに恩恵が受けられるようにと考えた臨時活用交付金事業、これほどまでに多くの(まっとうな)市民に均等に分配できる機能は他にはないのではないか。

マイナンバーカードは、もういやがおうでも使わなければならない時代だし、今後は、運転免許証と健康保険証を兼ねた機能になるので、利便性は高まる。よほど悪巧みをしている人でない限り、登録しない理由はない。

一部の「スマホないです」「マイナンバーカードないです」というひねくれ者のために(このように書くと炎上するんだな(笑))、公平に分配しようとすれば、それこそ手間がかかり、1人あたりにかかる手数料が一気に跳ね上がり、最初からふつうに受け取れるはずだった単価が下げられ、多くの人からみたら「不平等」なのだ。

「スマホはもたない」とか、「マイナンバーカードはもたない」というひねくれ者は、それくらいのデメリットは十分承知の上で、堂々としていてほしい。
間違えても「分配をよこせ」などとは言ってはいけない。「たった3,000円もらえるのね。良かったね」くらいの態度でいなければならない。

「ソフトバンクやヤフーという特定の事業者に有意になるやり方は良いのでしょうか」(有利の書き間違いかな?)ということですが、

 PayPayとは、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社が50%ずつ出資した合弁会社PayPay株式会社

https://about.paypay.ne.jp/

PayPayが運営しています。

https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2020.html

それで、現在の市場占有率は、PayPayがぶっちぎりだから、これはPayPay一択でしょう。

ほかの会社とか複数選べるようにしたら、それこそ振込コストがかかってしまう。2位の「d払い」一択となったら、やはりブーイングとなる。

ちなみに自分は、PayPay、d払い、楽天ペイ、メルペイ、LINE Pay、ゆうちょPayを使えるようにしている。これはやりすぎか。

手数料がどれくらいかかるかわからないが、銀行振込などに比べておそらく圧倒的に少なく、手間もかからないのではないだろうか。

「外国で行政がポイントで国民を釣るようなやり方をしているところがあったら教えてください」

こちらの記事がわかりやすいかも。

世界のキャッシュレス普及率ランキング-海外と日本の「電子マネー普及率・決済事情・課題」の現状を比較

「国民を釣る」かはともかく、世界より圧倒的に現金決済主義な国なんで、餌をぶらさげてでも、キャッシュレスを推進する必要はあるかと思います。

国がキャッシュレスを推進するメリットとは?

日本は2025年までに約40%、その先の将来では80%までキャッシュレス決済比率を拡大していきたいと目標を掲げています。理由としては、以下の3つが挙げられます。
1つ目がインバウンド消費の拡大です。インバウンドというのは、訪日外国人のことを指します。
2つ目の理由としては、キャッシュレス決済が人手不足や生産性向上の課題を解決してくれる可能性を秘めていることが挙げられます。
3つ目の理由としては、キャッシュレス決済で現金決済のインフラコストの削減が実現できる点です。現在、現金決済インフラを維持するために、年間で約1.6兆円を超えるコストが発生しています。

https://www.smbc-card.com/mem/hitotoki/cashless/merit_japan.jsp

つまり、いまだに財布から小銭をだらだらと取り出す形がコストがかかり、社会コストの無駄遣いにつながるのです。
自分はスーパーのレジで年寄りの後ろには絶対に並びませんから。せめて、千円単位で払ってお釣りをもらってほしい。どれだけ多くの人の時間を奪う気なのでしょう。

「政府がポイントなどと言い出した頃から急激に国の品位が落ちていると感じる」

ということですが、国の品位が前からあったかどうかは別として、ようやくキャッシュレス決済になってきて良かったなぁと自分はメリットを十分享受していますよ。

「それとも今どきスマホを持たないのが悪いのですか」

はい。悪いです。これははっきり言えますね。持たない権利もありますが、それをおおやけに口に出すことはそれこそ品位がないかと思います。

社会と接点のない生活をし、自給自足の生活をしている人だったら別ですが、そうでなければ、スマホをもって、その利便性を十分受けて生活したほうがよほど良いかと思います。

いつもは市役所のすることにツッコミばかり入れていましたが、今回は国や市を擁護させていただく記事となりました。

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