Microsoft365はトクか?

2021年2月26日

お客さまから「マイクロソフトのオフィスが、法人契約で5台まで使えるので格安なんですよ」ということだった。

例えば、こんな契約かな。

Microsoft 365 Business Standard(最新 1年版)|オンラインコード版| Win/Mac/iPad|各5台

無制限にインストール可能、同時使用が5台までという契約。
上のアマゾンの契約だと、年間16,146円。月にすると、1,345円。1台だと269円。確かに安く感じるかも。

ただ、今後もずっとマイクロソフトにお金を払い続けなければならない。縛りがあるといってもいい。

10年間だと16万円です。全然安く感じません。

もういい加減マイクロソフトにお金を使うのはやめましょう。脱マイクロソフトです。

ちなみに私は脱マイクロソフト推進協議会会長です。

私だったら0円で使います。

私が口をすっぱくしていうのは、「Googleのサービスを無料で使いましょう」ということです。

とにかく今はただです。10年後は無料ではないかもしれませんが、有料でもたかがしれていると思います(google Workspaceという有料サービスもありますが、5人程度のグループでは無料で十分です)。

メリットをあげていきます。

エクセルの代わりになるものは、スプレッドシートというものがあります。

これで十分最低限の表計算はできます。おまけにクラウドだから、同じ一つのシートを共有できてみんなで最新のデータを見れます。

上書き保存を忘れて「今まで入力したものが消えてしまった」ということがなくなります(常時上書き保存)。

パソコンがクラッシュしてもクラウドなので影響はありません。googleのログインIDとパスワードだけわかれば復活できます。

外出先でもスマホで同じ内容を確認できます。

ということでメリットしかありません。
デメリットをあえてあげれば、めっちゃ高機能なマクロを使うとか、数万人のデータを扱うことは難しいかな。

たまに役所とデータをやりとりする人から「エクセルでやりとりする必要がある」と聞きます。確かにその場合は仕方ありません。

しかし、そのために全部のパソコンにエクセルに入れておくのも効率悪いです。1台だけ1つのライセンスを買ってしまい、役所との取引専用パソコンにしましょう。毎月、毎年払うような契約(サブスクリプション)はやめましょう。

そういえば、先日私も薩摩川内市にデータの提出をする時、ワードとエクセルで作らされました。私はいまだに2013年バージョンを使っていますが、問題ありません。

役所もいい加減エクセル、ワードデータの提出義務化はやめてほしいもんです。

あと、書類での提出も時代遅れです。データでいいじゃないですか。無駄な紙もなくしましょう。

フォーマットはなんでもよくしてPDFで提出させればいいじゃないですか。
脱線しました。

ちなみに、ワードに対応するものは、ドキュメント、パワーポイントに対応するものは、スライドいう機能があります。

マイクロソフトのエクセル、ワード、パワーポイントがこの世からなくなるまで、今後も1年に1回くらいこんな記事を書き続けたいと思います(笑)

脱マイクロソフト推進協議会会長として。


※脱マイクロソフト推進協議会は架空の団体です。


追記

NPO団体(要審査)は、月あたり330円、年間3,960円という情報をいただきました。もちろん5台です。

この価格ならば、まぁありかもですね。ちょっとした消耗品価格です。

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