やばい! ハッカーにやられた!?

ネットリテラシーを鍛えるためのコーナー。

今日、迷惑メールの一覧を見ていたら、こんなのが届いていた。

日本語でのメールは、

「私は半年以上前にこのメールボックスをハッキングしました。

私はすべてのあなたのアカウント、ソーシャルネットワーク、電子メール、ブラウジング履歴にアクセスできます」

えっ。やばいじゃん(笑)

と言いつつも、こんなのは誰のメールアドレスに送りつける事もできる。
$674をBitcoinに送れって言われても、自分アカウントも何も持っていないし。

日本人にこのメールを送りつけるのは成果ないでしょ。せめてアマゾンのギフトカードを送れって感じにしないと。

そして、ほかの迷惑メールを見ていたらこんなメールも。

こちらは英語で届いている。

そしてなんと! 自分が使っていたパスワードが表示されている!

日本語にしてみた。

要約すると

「あなたはパスワードを変更することができますが、それは問題ではありません。私のマルウェアを仕込んでいたので毎回更新しています」

「私はあなたのパソコンに付属するカメラから、スクリーンショットをうつしました」

ということで、こちらは$810の請求。

確かに自分のパスワードがもれているのでこれはやばい。だけど、Bitcoinもっていないし。

自分がパソコンの前で裸になっている写真も撮られてしまったらしい。ていうか、レンズの前に黒いシール貼ってあるし。

もし公開されたとしても需要ないし(笑)

ということでほっておくことにします。

さて、こんな時にどんな対処をしたらいいのか?

以前のブログを読んだ人ならば答えはわかるでしょう。

「検索」です。

残念ながらタイトルは今回、参考になりません。

本文の1行目で検索してみます。

I’m a hacker who cracked your email and device a few months ago.

検索結果はほとんど出てきません。

つまり、かなり早期の発見ということか。

唯一、こちらの方がヒットしました。

 

この町村教授は$878を要求されています。

金額はかなり適当ないようで検索されにくくするため、毎回変更されているかもしれません。

10万円くらいならなんとか捻出できるかな? って感じで請求しているのでしょう。

もし、Bitcoinのアカウントがあって、すぐに送金できる場合、どうしたらいいか?

当然ですが、してはいけません。

何をすればいいか?

完全無視

です。

だってそもそもこの迷惑メール、見ていなかった可能性もあるわけですよ。

気がついていなければ、送金しない。

実はもう何ヶ月前にもこのメールが届いていたかもしれない。

しかし、自分のいかがわしい写真はすでに世の中に出回ってるかもしれないが、誰からも指摘はない。

ということで、何もする必要はないのです。

心配だったらメールのパスワードの設定は変更しておきましょう。

基本、ハッカーは変更できないはずです(どこのレンタルサーバーで設定しているかわからないから)。

もしされていたら、それはちょっとやばいことになりますが。

ハッカーは何十万件のパスワードを手に入れており、わざわざ1人ずつパスワードを変更する暇はありません。

だからこうやって脅すしかないのです。

ということで今日の授業は以上!


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