外付けHDDが反応しなくなった!
というお問い合わせ。
とりあえずお預かりして見せていただきます。
あるあるなのですが、この装置の基盤が壊れることがよくあります。
私は外付けHDDの装置はまったく信用していません。
なんとかこじ開けました。苦労するタイプでした。
中も外も、ウェスタンデジタル製。自分は以前このメーカーでいたい思いをしている。
日立のHDDが好き。
HDDを自分のWindowsパソコンで見てみると、
残念。壊れているようです。
しかし、ここで諦めたらなんちゃってパソコン業者をやってられません(笑)
データ復元ソフトを使います。
私が愛用しているのはこれ。
MiniTool® Power Data Recovery Free
操作方法は、簡単すぎて説明不要。下記のとおり。
変な日本語。
「無料データ復元」となっているけど、実際には無料だと制限がある。「復元できる可能性がわかる」ところまでは無料。
基本有料だ。
自分は、なんちゃって業者なので、個人アルティメット契約でずっと使えるようにしている。
一般の人が使うのだったら、一番安い月間サブスクでいいかもしれない。1ヶ月だけ使う。
基本一生に1,2回しか使わないでしょ。
とりあえず、無料で使ってみて、復元できることが確認できたら、有料にするのが良い。
今は、SSDが主流になっているから、10年後にはHDDはなくなっているかもしれない。
壊れたHDDの中味を見てみたところ、4TB中、1TBくらいのデータがあるようだ。
1TBのデータを復元するには、けっこう時間がかかる。数時間かかるかもしれない。
それで注意しなければならないのが、データは、今まで通りのフォルダとデータが復元されるのではなく、写真のjpegデータ、iPhoneのHEICデータ、動画のMpeg4データなどがひとかたまりになっての復元となる。
それでも、「結婚式の写真」とか「子供の写真」とか、2度と見ることができなかったかもしれないデータが復活すれば安いものだろう。
ただし、このソフトでも、どうしても復元できないものもある。
そういう時は、ハードディスクのまさに、「ディスク」を取り出して復元する方法もある。
そうなると、料金は、10万円単位となってしまうので要注意。自分は手に負えない。本物(笑)の業者に頼んでください。
今回、自分は作業代5,000円で行いました。
さて、なぜ外付けHDDは好きでないか。なんか装置の基盤がやられることが多いと思う。
常に通電するのがよくないのかもしれない。
自分がおすすめなのは、このような形。ハードディスクをUSBメモリのように使う。
これは、ちょうど4年使っているけど、ハードディスクをむき出しで使う割には、ぜんぜんこわれない。
普段は電源切っていて、使いたい時(バックアップする時、月に1回程度)だけ、ハードディスクを差し込んで使うからか。
だから、ハードディスクは、単体で購入し、何個でも持っておき、交換して使う。
そのほうが安いし。
自分は普段はこのアタッシュケースみたいなものに入れている。データは、3つのハードディスクで保存している。2つでもまだ不安だ。
もし、侍臣火事で逃げることになったら、このケースを抱えて逃げる。
まぁこのデータがなくなっても一部はクラウドストレージにもあるからそんなに困らない。
それにしても最近はHDDがめっちゃ安くなった。
先日買ったのは、8TBで13,890円。上の写真のように、何個も用意しなくても1つですむようになる。
とはいっても、やはり、この1つが壊れたら全滅する可能性があるので、小分けで分散して保管するのがやはりいいかもしれない。
カメラマンでRAWで撮影する人とか、動画を扱う人でなければ、そんなに必要ない話だけど。
自分も振り返って過去のデータを引っ張りだすことってそんなにない。最近では亡くなったワンコのみるくとララの写真を振り返って、昔の写真から、いい写真を引っ張りだし、こんな形で新聞の大きさで印刷してもらい、ポスターにしたくらい。
軽いデータでしたらクラウドストレージに保管しましょう。
パソコンがクラッシュしてもまったく傷を負わずにすみます。