ツナヌミンを取材してきました
石垣島最大の夏祭り(?)の四ケ字豊年祭。その後に行われる「ツナヌミン」と呼ばれる牛若丸と弁慶の戦いのようなものは、石垣島に住んでいる人は一度は見なければと思うのであります。(マンタも見てほしい)
facebookの友達から「化粧をするところから取材をしては」と声をかけていただき、今年はツナヌミンに絞り、取材をさせていただくことにしました。
密着取材は2年くらい前に琉球朝日?さんで特集をやっていたのを思い出します。
記事にしても、写真は2枚しか使えないので、ブログで詳しく紹介させていただきます。
ツナヌミンは新川字会の中で人選するんですね。知りませんでした。
今年、東の大将をつとめるのは、伊良皆高博さん(左)。ナタを持ちます。
午後6時過ぎからはじまりました。
右は振り付け(?)指導も行った入嵩西 敦さん。
昔は顔に炭で書いていたそうですが、今はドウランを使います。
アシスタントは黒島章子さん。次はクワガタの角(サシマタ)を付ける。
ヒゲを少し書き足し、最後に白いハチマキみたいなものをして終わります。これで7時30分くらい。ちょうと日没の時刻です。 けっこうギリギリに仕上げるのでびっくりしました。
20時10分。足は素足におしろいを塗っていますが、おんぶで足がつかないよう、板の上まで運ばれます。
板の上に乗るといよいよウォーミングアップのような動きがはじまります。
板の脇ではタイマツに火がともされます。台風の影響で風で火の粉が飛んで熱い思いをした人も。何度も消えてしまいました。 特にガソリンなどは使わず、昔ながらの素材のタイマツです。
先ほどまで薄明かりだった空も完全に暗くなり、タイマツが大将を照らします。
旗頭が先に、そして女性(ごめんなさい。きっと他の言い方があるはず)が手招きをして大将をいざないます。 自分の記憶では旗頭や女性の先導がなく、直接大将同士が向かい合った記憶だったのですが…(ほかのアザかな?)
この動きは毎年同じらしいです。変えてはだめとか。その中で長老たちが「あの動きは良かった、悪かった」と批評するみたいです。
西の大将の入嵩西正仁さん。カマを持っています。化粧の仕方が違いますね。
ここまで撮影したところでまさかのカメラのバッテリー切れ。その後はiPhoneでビデオ撮影しました。
旗頭が風であおられ、いかに台風の影響があったかがわかります。
雨は降らなくて助かりました。
終わったあと、長老から「下を向いて顔を上げるときにもう少しタメの時間おいたほうが良かった」とアドバイスをいただいていました。
それにしてもお疲れさまでした。1日2時間、1カ月練習をしたそうです。
いい勉強になりました。