「拡散して」は注意
facebookでまた新たなスパムが広がりました。
「新しいハッカーです。シェアでなくコピーで拡散を!」
というヤツです。
コピーしてはいけない理由はこちらに詳しく書いてあります。
新しいハッカーです。シェアでなくコピーを!Facebookに拡がる謎のコメントを追ってみた
「広めてくれ」というものは必ず疑いの目でみましょう。
素直で心が純粋な人ほど「ならば拡散してあげねば」とすぐに協力しているようです。
「心が純粋」とは言っても今の時代、上の記事にもありますが「ITリテラシーが低い」と見られても仕方ありません。
今の時代、善意が悪意に変わる時代です。情報に流されず、きちんと分別をつける訓練をしなければなりません(本当ならば高校生にしっかり丁寧に教え込む内容です)。
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もう一つ、こんな拡散情報も昨日ありました。
拡散希望!!「蛍丸サイダー」を飲んで 熊本地震で倒壊した阿蘇神社の復興に協力しよう!!目標10万人で1億円!!
これも微妙なところです。
「阿蘇の酒屋である「岡本」店主の岡本宗徳さんが、「蛍丸サイダー」を発売し、1本あたり100円を阿蘇神社復興のために寄付する」ということですが、そうとうこのキャンペーンで酒屋さんはもうかるはずです。
阿蘇神社に思い入れのある人ならば直接阿蘇神社に寄付したほうがよほど支援につながります。
阿蘇神社を知らない人ならば、純粋に熊本地震への被災者に寄付金、義援金、支援金を送ったほうが、例えば熊本城のためにもなります。
個人のfacebookで拡散するのは全然オッケーですが、グループへの投稿があったのでそれは削除しました。
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以上、「拡散」のような言葉には注意が必要です。
必ず裏をとるクセをつけましょう。