ハンバねぇ。今となっては古い言葉かな。
さて、昨夜は爆睡しました。20時から6時くらいまで寝たと思います。やはり布団は最高です。
なんと、隣はパチンコ屋で爆音が聞こえてくるのですが、よほど疲れていたのか寝てしまいました。
8:13のバスに乗るために準備。
下半身は、サワタビ、タイツ、足首のスパッツみたいなもの、あとはゴアテックスの雨具です。
結果は最高の組合わせでした。サワタビは多少足先が冷たいですが、雪でもよくグリップしてくれました。
上半身は、ラッシュガード、ヒートテック、ダウンです。歩いていると熱くなり、ダウンを脱ぎ、2枚でした。
荷物はこちら。このバッグ、雨にも対応して素晴らしいです。
ネットでは8:15でしたが、8:13に変わっていました。危ない危ない。民宿ふれんどの目の前のバス停なので楽でした。
こちら、山に登る人御用達のお弁当やさん。メニューをみたら幕の内弁当みたいなもの。
山登るのだったら、炭水化物だけでいいと思うんだけど。
バスはいろは坂みたいなところを10キロ近くあがっていく。下の方は雪が溶けているが、山を登るにつれて雪が増えていく。道にサルがいる!
駐車場。ここがピーク時は路駐の嵐になるようだ。ちなみにバスは自分ともうひとりだけ。
トイレにも寄っておこう。
やはり雪はまだ残っていた。
ここが入り口。500円を払う。入山届、書かなかったら、「どちらからですか?」と聞かれ、「沖縄です」というだけで済んだ。
事前情報では30cm積もっているということでしたが、歩くところは溶けていました。助かりました。
いやぁ、どこを見ても絵になる。つうか雪があるからなおいいのかも。
とにかく1分おきに写真撮りまくり。ブログで紹介しているのはほんの一部です。
いい感じ。けど写真だと伝わらないなぁ。
二代大杉。
一度朽ち果てた杉の上から杉がはえたらしい。
ここで、現地のガイドさんらしき人ら3人組と会う。
「冬山の装備はありますか? アイゼンとか」
「ありません」
「じゃここまでですね」
「わかりました」
ということで引き返しました…
なんてことはしません。だって登り始めてまだ15分ですよ!
無理はしませんが、行けるとこまで行くことにします。だって時間がありすぎる…
雪の重さで折れた枝が進路をはばみます。
一歩一歩慎重にすすみます。たまに足が抜けて50cmくらいズボッといきます。
その時に枝があり、へんな体重がかかると足が折れますね。
太陽がさすと、どこも絵になります。とにかくペースはゆっくり。
3本杉まで行く途中、あきらめました。今日は誰もここに来ていません。
10mに5分くらいかかります。雪山なめてました(笑)
なんの種かな? 調べてもわからない。あとで同じのがもうひとつ見つかりました。
とにかくどこも絵になる。太陽光線と雪、最高です。
そして誰もいない。それも最高。
吊橋を渡り、太鼓岩を目指します。
谷にある増水すると川になる場所。ひんやりとした風がおりてきます。
二代くぐり杉。
中に入れます。この杉が今回一番良かったかも。これは上を見上げたところ。
もう一つのくぐり杉。
なるほど。シカがいそう。
七本杉まで来ました。枝が7つに分かれている?
この先に行こうとしましたが、自分が一番のようで、今日の足の踏み跡がない。
進路も不明。そのため、ここで引き返すことに。
帰りには男性1人、カップル1組とすれ違っただけ。
小屋に寄ってみました。
遭難しかかった人には最高の場所でしょうね。
休憩は15分おきくらいに取っていました。とにかくエネルギーを使います。
だんごがとにかく山にあう。雪山に登るときには、団子が一番! 幕の内弁当より、団子10本!
吊橋を帰る。
弥生杉コースを行くことにする。
ここは雪がなく、歩きやすい。
コケもいい感じです。
裸の木が。寒そう。あとでわかったのだが、ヒメシャラという木らしい。
油断していた。まさかの遊歩道でこけた。雪の中では3回くらい尻もちをついたが、まさか派手にここで転ぶなんて。
13時のバスまで時間もたっぷりあり、日も当たるのでここでしばし休憩。ほとんど休憩していなかったからね。
これが弥生杉か。もうなにがなんだか見分けつかない。
気根杉
写真だと小さいですが、大きな岩なんです。
橋が見えました。ゴールです。
なんだ、木の棒借りられたのか。
13時のバスで戻ります。
YAMAPのデータはこちら。
屋久島・白谷雲水峡。雪が深く太鼓岩まで行けず / masaさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
13時半に戻り、急遽レンタカーを借りる。昨日問い合わせをした寺田レンタカーは、6時間5千円だったけど、こちらのJネットレンタカーは、24時間6千円だったのでこちらで24時間借りることに。
屋久島ボタニカルリサーチパーク という植物園。
まぁ八重山の植物展示みたいなところ。入園料500円。
マンゴーのビニールハウスはボイラーの設備が。やはり夜は寒いよね。
植物は八重山と同じなので興味なし。
ただ、石垣島にも植物園あるといいと思いますよ。今は個人で経営しているところだけですが、大規模なものがほしい。イルカなんていいから、植物園を整備すべし。
この園内からしか見えない、トローキの滝。「轟き」が変形したらしい。日本でも珍しく海に直接流れ込む滝。
滝マニアとしてもなかなか貴重な滝。
見学後、デザートをいただきました。
さてさて、これからですよ。屋久島のすごさは。
千尋の滝(せんぴろのたき、ちひろのたきではない。)。落差なんと60m。隣の斜面がなんかすごかったです。すごい地形だ。西表島のピナイサーラの滝(55m)に近い。かなり遠くからしか見えないが、その迫力は伝わる。
尾之間温泉(おのあいだおんせん)。ここが良かった。200円。招き猫がうつりました。
武雄温泉をボロくした感じ。お湯に硫黄の香りがし、明らかに今までの温泉と違う。温度49度と高温ながら、10分くらい入っていた。山登りで疲れた体にぴったり。湯船の深さは1mくらいあり、直径20cmくらいの黒い石がゴロゴロ。ここはかなりポイント高い。
大川の滝。落差なんと88m。日本の滝100選にも。
「すごいぜ。屋久島」とうならずにはいられない。
キターついに、ヤクシマザルとヤクシカが!!
なぜ一緒にいるの?
そんにケツを突き出すなって。車が通ってもおかまいなし。
道路も横切ります。
とにかく走っていると5分ごとにみかけます。西側の道路、絶対にいます!
ただ、道が細いのに、反対側からも車が来る可能性があるので要注意です。正面衝突するかもしれません。
これは早く一方通行にして、島民はいいですが、レンタカーは有料道路としたほうがいいでしょう。
サファリパーク化していますので、じゅうぶんお金いただく価値はあります。
サルやシカの看板がありますが、ほんと、注意しなければいけません。
こうやってみるとアルプスか! と思うのですが、手前にはヤシの木。
まだありました、横川渓谷(よっごけいこく)。
水がとにかく澄んでいました。すこし歩きますが、行く価値あり。
口永良部島(くちのえらぶじま)が見えました。この島はあまり有名ではないけれど、どうなんだろう。興味あり。
種子島も屋久島もコンビニはなかったです。5万人くらいいないと成り立たないのかな。
スーパーで夕食。なぜか魚が食べたくなった。
ヤクシマザル、ヤクシカ、横川渓谷の動画をまとめました。
今日は屋久島一周。112キロ。
2日の予定を1日で終わらせたので、明日は、ヤクスギランドという、今日よりは楽勝なトレッキングコースに行ってきたいと思います。その後はまた西側道路でサファリツアーするかも。
それで明日の15:45発の船で鹿児島に戻り、車で薩摩川内市まで戻ります。